StudyNet.jpの朝英語の会にまだ参加した事が無い方のために、朝英語の会の進行方法の説明をします。本ページのサンプルは、2017年4月15日(土)にジャパンタイムズ本社のホールで開催された朝英語の会(2時間)の様子を紹介したものです。StudyNet.jpでは、主に銀座・新宿などの会議室を利用して「StudyNet.jp:朝英語の会」を開催していますが、時々、ジャパンタイムズ社のホールを利用させていただく時もあります。
今回のテキストは、The Japan Times ST 2017.3.24号です。
本ページでは、当日の配布資料資料のすべてをダウンロード(のマークが付いています)できますので、配布資料の充実度も実感していただけると思います。
(開始前)
開始15分前くらいから受付を開始しています。受付を済ませると、事前に集めたアンケートを元にして、対象グループが指定されます。
(10:30 開始)
ファシリテーターChris(フロリダ出身)が自己紹介と簡単に朝英語の会の構成を説明します。
(10:33 Today’s Expression)
使える表現を1つ紹介して、当日の会話で実際に使って覚えてもらえるようにします。今回は、同意を示す “I’m like you.”の説明と例文ダイアローグを紹介しました。
(10:40 グループ内での自己紹介)
各グループ4~5人くらいに分かれて、英語で自己紹介をします。制限時間は10分程度なので、自己紹介だけでなく、最近起こった事や各自の自己紹介に対する質問をしながら会話を進めていきます。10分の自己紹介の中で、各グループのテーブルリーダを決めていただき、今後のグループ内の活動はテーブルリーダーが進行していきます。ただし、テーブルリーダーの役割は、予め事務局で用意してあるディスカッションの質問を読んで、各メンバーに聞く程度の簡単なものです。
(10:50 ゲーム)
グループ対抗で、簡単なゲームを実施します。
今回は、2分以内で文房具の英語をどのチームがどれだけ多く言えるかということを競いました。pen, pencil, scissorsなど、誰でも知っている単語からスタートしていきますが、2分くらい経つと、だんだん英語が出てこなくなります。
ファシリテーターのChrisが、スタートの合図をして、各テーブルのテーブルリーダーが、メンバーの挙げた単語をメモしていきます。
2分経ったら、Chrisが代表グループを選び、そのグループが作ったリストを読み上げてもらい、他のグループは自分たちの作った単語りリストと比較します。
そして、一番多く単語を出せたチームが勝ちになります。ただし、賞品などは無いので、みんなで拍手をします。
(10:57 The Japan Times STの記事を使ったディスカッション開始)
今回は、The Japan Times ST 2017.3.24号から、以下の記事を選んであります。
P8: Article 1: For social media kids, cursive making comeback in U.S. schools
P6: Article 2: SCIENCE & HEALTH
*Yellow cabs are safer, study finds.
*Short, white men more likely to go bald: study
*Bottled water overtakes soda in U.S.
*City noise linked to hearing loss: study
*Vaccine created to protect Ebola-ravaged chimps
*Woman who thought she was fat had 63-kg tumor
P16: Article 3: Getting together
*The Japan Times ST 3/27号は、www.fujisan.co.jpからバックナンバー(デジタル版)の購入が可能です。
Step 1:リスニング
まず最初に、ChrisがArticle 1の記事を通して読みます。
発音や知らない単語などをこの段階でチェックしておきます。
Step 2:音読
グループ単位で英文の音読をします。1人1文か、1人1パラグラフ単位で英文の音読をしながら意味を確認していきます。
Chrisは、各グループの様子を見ながら、発音チェックをしています。また、グループ内でもお互いに発音のチェックをして、分からない発音などがあったらお互いに助け合って音読を続けます。ただし、あまり細かいところは気にしないで、スムーズにグループワークが進むようにしていきます。
Step 3: ディスカッション
配布してある資料にディスカッションの質問集が記載さているので、テーブルリーダーがそれを読んで、各メンバーに質問をします。
質問に答えながら、ディスカッションは進みます。また、ネイティブが書いたディスカッションの意見サンプルが同資料に記載してあるので、ネイティブがどのように答えるのかを理解できるようになっています。
Chrisが各グループを巡回し、表現の不明点などの質問を受けたり、ディスカッションに参加してネイティブの意見を伝えていきます。
ディスカッションに使用する用語集とディスカッションの質問集とネイティブによるサンプル回答のダウウンロードはこちら
(11:35 5分休憩)
Article 2 ~ 3 のディスカッションを開始しますが、記事が沢山あるので、各グループで読んでみたい記事を選んで議論を進めます。
ただし、最初の1つだけは、Chrisが決めて、Article 1と同じような形で進めます。各グループ、ディスカッションが終わったら、時間の範囲で他の記事も同じように音読とディスカッションを進めます。
(12:20 グループ課題)
本文に出てきた重要語を使って、例文の完成問題をグループで実施します。
グループで相談しながら答えを選んでいきますが、本文で使っていた単語の復習になります。
(12:30 終了)
Chrisが最後の挨拶をして「朝英語の会」は終了になりますが、各グループで、10分~15分程度その場で話をして盛り上がる事が多いです。
(ランチ会)
希望者のみですが、時間がある方が集まってランチ会を開催しています。
英語学習の相談などを経験者から聞いたり、英語に関する話で盛り上がったりして楽しんでいます。
自宅に帰るとアンケート依頼のメールと一緒に、発展学習用の資料が届くので、ダウンロードします。
発展学習用の資料には、朝英語の会の本文に出てきた重要語の定義(英語)、例文、和訳が記載されているので、語彙の理解を深めることができます。
復習がとても大事なので、発展学習用の資料を役立ててください。
「継続は力なり」なので、是非、StudyNet.jp:朝英語の会に参加をお願いします。
次回の開催などは、Studynet.jpのメルマガで連絡をします。